ハクサン染工株式会社 | 繊維製造業 |繊維加工|ニットファブリック|石川県金沢市

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ハクサン染工株式会社
〒920-0356
石川県金沢市専光寺町レ3番地の11
TEL.076-268-2215
FAX.076-268-8106

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034235
 

開発担当01

 

試作を繰り返し要望に応える

試作を繰り返し要望に応える
 

 各自動車メーカーのさまざまな車種がフルモデルチェンジあるいはマイナーチェンジする際に、自動車内装材も変更されます。当社では、繊維メーカーと共同で自動車メーカーの要望に応える製品を開発してプレゼンテーション。採用されれば、当社で編み立て、染め、プリント加工や各種表面加工まで一貫生産することとなります。つまり、商品開発部は当社の企業活動の最前線に位置する部署なのです。

   
自動車内装材はその車のイメージを決める要素の一つであり、機能はもちろん色や感触など感性に関わる部分への要求が高くなっています。その要望をどうやって具体的に生地で表現していくのか。非常に苦労する部分です。内装材として使われる生地は経編(たてあみ)のニットファブリックですが、どんな編み方にするのか。色はどうするのか。プリントなどの加工はするのか。加工する場合はどのような手法を用いるのか。何度も試作し、社内でチェックを繰り返して、プレゼンテーション製品に仕上げます。長い時間をかけ、苦労して開発した製品の採用が決定したときは、なんともいえない喜びが湧いてきます。
 

失敗を次へのノウハウに変える

失敗を次へのノウハウに変える
 

 商品開発はつねに数年先を見据えての仕事になります。この仕事で一番難しいのは、まず、クライアントの要望をしっかりと把握すること。そして、それを具体化していくためのプロセスを考えていくこと。そのためには、糸のこと、編みのこと、染色や加工といった総合的な知識が必要です。また、試作においては、社内の各部署の協力がなければできません。連携していく力が必要であり、コミュニケーションは仕事の基本だと思います。私は挨拶や常日頃のなんでもない会話を心がけて大切にしています。といっても、当社の場合はもともと風通しのよい社風です。また、商品開発部は20代が中心でチームワークのよさは自慢できます。

 

 社員の自主性を重んじて任せてくれるのも当社の特徴だと思います。試作課の課長として、私も課員の考えを尊重しています。小さな失敗はあっていいと思う。それを繰り返さないためにどうするかを考え、工夫することで成長できるし、成長しなければいけないと自分自身にも言い聞かせています。

 

 これからは、環境に配慮した製品づくりがますます求められてくると思います。加工技術や色のことも知りたいし、まだまだ勉強すべきことはたくさんあります。経験と知識を積み重ねて、さらに高いレベルのものづくりをしていきたいですね。


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